伊勢いせ 和正かずまさ

67歳

【主な役職】

山形ワシントンホテル株式会社　代表取締役
山形市ホテル協会　会長
山形商工会議所　観光サービス部会長

【受賞理由】

山形市中心部において４４年余の長きにわたりホテルを経営し、本市を訪れるビジネス及び観光客への快適な宿泊空間の提供を通じて本市観光産業の発展に力を尽くされております。また、平成３１年には山形市ホテル協会会長に就任し、本市中心市街地に立地する都市型ホテル６施設の連携強化を図り本市全体の観光誘客推進等に寄与されました。
山形商工会議所においては、平成１６年１１月に就任され、平成２５年３月から常議員、さらに平成２７年４月には観光サービス部会長に就任、積極的に商工会議所活動に参画され、本市観光・サービス業をはじめ地域経済全体の発展に大きく寄与されております。

東北とうほく電化でんか工業こうぎょう株式かぶしき会社がいしゃ

昭和２０年創業

【受賞理由】

昭和２０年創業。昭和２２年に東北電化工業㈱を設立。以来、「地域と共に発展する」という経営理念を掲げ、「優れた技術、堅実な施工、完ぺきなアフターサービス」をモットーに、山形県のみならず、宮城県、福島県、関東地区で事業を展開し、多くの技術者を育成しながら、地域の住民の暮らしを支えております。その結果、現在ではグループ会社１２社と共に業界有数の総合設備業者として、確固たる地位を築かれています。戦後の混乱期から始まる先見の明を持った事業展開、その後の着実な発展、そして独創的なアイデアを通じて築き上げた伝統は、近年の各種事業における環境負荷低減やＤＸ化による業務改革とカスタマーエクスペリエンスの向上など昨今の社会情勢に即した事業展開に活かされております。また、働きやすさ改革や人材育成にも力を入れており、各種研修制度の導入や女性社員の採用とそれに伴う育児介護と仕事の両立支援を行っておられるほか、児童養護施設へイルミネーション寄贈や子ども食堂への支援など多種多様な分野における地域貢献活動にも取り組んでおられ、地域社会および産業界全体の発展に寄与されております。

株式かぶしき会社がいしゃ山形県やまがたけん観光かんこう物産ぶっさん会館かいかん

昭和５９年創業

【受賞理由】

昭和５９年、地元経済有志が一丸となって山形県の観光に貢献すべく、団体客を受け入れ可能な観光施設としてスタートし、年間を通じて多くの方々に来館いただくまでになられました。
その後、個人旅行の増加に伴い、方針転換を行い、来館者の多種多様なニーズに応えることでサービスの向上を図られました。
平成２７年には産地直売所「食の駅」を、翌年には地元業者で運営するフードコートをオープンすることで食の充実を図り、地域産品の消費拡大に寄与されました。
令和２年頃から新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、営業時間短縮や休館を余儀なくされましたが、停滞した観光産業の起爆剤となるべく、令和５年春の大型連休に照準を合わせて改装され、多くの来館者を受け入れられており、地域経済の回復に寄与されております。
また、令和５年１２月３日オープンの山形市内初の道の駅である「やまがた蔵王」の運営事業者の代表企業として、更なる観光振興と県内特産品の消費拡大を目指しておられます。